access_time2019年10月7日
あんぽ柿
皆さんは「あんぽ柿」を食べたことがありますか?
「干し柿」と名前が違うだけと思われがちですが、実は大きな違いがあります。
「あんぽ柿」はゼリーのような食感と濃縮した甘さのあるのが特徴です。
その歴史をさかのぼりますと、大正時代に福島県県北地方の旧梁川町五十沢(現伊達市)で開発されました。
ちなみに今でも伊達市は日本一の生産を誇ります。
原料は主に蜂屋柿などの渋柿を使います。
生産工程で「硫黄」で蒸すことで、夕焼け色で中身は半生!ジューシーに仕上がるそうです。
去年、東京・銀座のビル街でこの「あんぽ柿」のPR事業が行われました。
東京電力福島第一原発事故で一時、消費が落ち込んだ「あんぽ柿」を銀座三丁目に約三百八十個がおなじみにのカーテン状につるされました。
東京のど真ん中「銀座」と「あんぽ柿」とのコントラストがある意味壮観です!
「あんぽ柿」にはビタミンA、カルシウム、食物繊維を多く含んでおり、健康にもおいしい食べ物です。
インフルエンザ、風邪が流行る時期ですが、あんぽ柿を食べて邪気ごとを吹き飛ばしたいものです!
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